オランダのロッテルダムで開催された体操の世界選手権で、日本勢初の2連覇を果たした個人総合の金を含む計4個のメダルを獲得した内村航平(日体大)が、24日の大会終了後に取材に応じ「左肩を痛めている中でここまでできて正直びっくり。痛みがあっても、ある程度できるという自信が結果につながった」と充実感を示した。

 初出場の前回は手が届かなかった種目別メダルも床運動で銀、平行棒で銅と2つ獲得。21歳のエースただ1人が、日本勢で個人種目の表彰台に上がった。それでも「鉄棒は決勝に残りたかった」と悔しさも残る様子。16点台半ばの高得点が飛び交った、跳馬のハイレベルな優勝争いには「(みんな)どうかしてるなあと思って見てた」と刺激を受けたようだった。

 26日に帰国予定で、次戦は12月の全日本団体・種目別選手権となる。左肩の回復を最優先に「最低1週間は休みが欲しい。しばらく器具は見たくない」と激戦を終えて本音も漏れた。

 現在は大学4年。今後の進路については「まだ考えていないし、今は考える時期じゃない。試合が全部終わらないと…」と話した。