世界バドミントン連盟(BWF)は21日、世界選手権やスーパーシリーズなどのグランプリ以上の格付け大会で観客にアピールするため、6月からは女子選手のスカート着用を義務付けると発表した。女性差別にならないようにスカートの下にこれまでの短パンをはくことも認めるが、中国やインドネシアなどの選手が反発しているという。

 ロイター通信によると、2008年北京五輪ダブルスで優勝した于洋(中国)は「慣れていないし、スカートは嫌だ。スカートなんてはいたら、どうやってプレーしたらいいか分からない」と訴えた。日本代表はユニホームでスカートを採用している。