日本ラグビー協会は11日、理事会を開き、日本代表チームのGMに岩渕健輔氏(36)が就任することを決め、発表した。日本代表は既に、現サントリーGM兼監督のエディー・ジョーンズ氏(51)が、次期ヘッドコーチになることが決まっている。15年W杯を目指して、岩渕氏とジョーンズ氏が二人三脚を組む。

 岩渕氏は青山学院大でSOとして活躍、2年時に日本代表に初選出され、キャップ20。その後、英ケンブリッジ大やフランスリーグでプレーするなど、海外経験豊富だ。また08年には7人制代表コーチ、09年には日本協会のハイパフォーマンスマネジャーに就任しており、その経験も買われて30代という若さながらの抜てきとなった。

 この日、就任を受けて、岩渕氏は「日本ラグビーを支えていただいている方々の思いを代表チームにつなぎ、グラウンド上で戦う選手たちが最大限のパフォーマンスを発揮できるようにしていきます」と、コメントした。