<卓球:全日本選手権>◇2日目◇18日◇東京体育館

 昨年の女子シングルスで最年少勝利を記録した、小学5年生の平野美宇(ミキハウスJSC)と伊藤美誠(豊田町スポ少)の11歳コンビがこの日、出場した全試合を勝ち抜いた。

 平野は女子シングルス1回戦と、女子ダブルス1回戦、ジュニア女子2~4回戦の5試合で全勝。特にジュニア4回戦では、10年に年代別女王を決める国際大会で優勝した宋恵佳(16=青森山田高1年)に3-0のストレート勝ち。自己最高の5回戦に進んだ。「宋さんには前に負けているので、思い切ってできました」と喜んだ。

 伊藤も女子シングルス1回戦とジュニア女子2~4回戦の4試合に全勝。「自分から攻められた。今まで勝ったことのある選手には、負けないようにしたい」と快進撃を誓った。