東日本大震災の復興支援を目的としたフィギュアスケートの慈善演技会が10日、神戸市のポートアイランドスポーツセンターで昨年に続いて催され、高橋大輔(関大大学院)や荒川静香らが優雅に舞った。

 最初に宮城・東北高出身のトリノ冬季五輪金メダリスト、荒川が代名詞のイナバウアーなどで魅了し「東北が完全に復興するまで支援を続けたい」と語った。

 3月末の世界選手権銀メダルの高橋は最後に登場。人気のエキシビションプログラム「ロクサーヌ」で観客を総立ちにさせた。左膝の故障で昨年12月の全日本選手権を欠場した織田信成(関大大学院)も元気な姿を見せた。

 入場料やオークションなどの収益は全額寄付される。