競泳男子100メートル平泳ぎの2011年世界選手権王者で、ロンドン五輪で北島康介(日本コカ・コーラ)の最大のライバルになるとみられていたアレクサンドル・ダーレオーエン選手(ノルウェー)が、4月30日に合宿先の米アリゾナ州フラッグスタッフで急死した。26歳だった。AP通信が1日、伝えた。

 ノルウェー水連によると死因は心停止で、ダーレオーエン選手は4月30日にホテルの浴室で倒れているところを発見され、搬送先の病院で死亡が確認された。

 同選手は北京五輪の銀メダリスト。昨年の世界選手権は4位だった北島選手に1秒32の大差を付けて圧勝した。