柔道日本代表が18日、都内でサンボ競技強化練習会に参加した。ロシア生まれの格闘技の技術を学ぶためで、井上康生監督(35)は「昨年のロンドン五輪ではロシアは5つのメダルを取った。サンボからその柔道が作られるといっても過言ではない。体で感じることが選手、コーチも大事だと思って参加させていただきました」と説明。

 選手は独特の関節技などを約2時間にわたって実践し、ロンドン五輪銀メダルの中矢力(23)は「知らない技がいくつもあった。面白いなと思いました。極め方も多彩で、勉強になりました」と話した。