「かおる姫」こと菅山かおる(30=WINDS)が、アクシデントを乗り越えて国際大会初勝利を目指す。ビーチバレーのワールドツアー女子・日本大会が開幕した20日、菅山のパートナー溝江明香(18=産能大)が風邪による体調不良で欠場することが決定。21日の本戦から出場する菅山は急きょ、初対面の金田洋世(23=上越マリンブリーズ)とのペアで出場することになった。
アクシデントを菅山は前向きに受け止めた。金田とは同じコートで練習した経験がある程度で、会話したのはこの日が初めて。「とにかくやるしかない。できるだけコミュニケーションをとって、いい試合ができるように頑張りたい」。約1時間の練習でトスの高さなどを確認し、世界の強豪との対戦に備えた。
国際バレーボール連盟の役員によると「本戦のミーティング開始前なら、病気による変更はOK」。菅山はインドアから転向後、国内ツアーでまだ1勝。ビーチで実績がないにもかかわらず、特別に予選が免除されているだけに、ある選手は「ワイルドカードがもらえるだけでもおかしいのに、ペアを替えて出場なんて…」と漏らした。
そんな批判的な声は、勝利で吹き飛ばすしかない。菅山は「たくさんのことを学べる大会にしたい。いい試合して、1勝できるように頑張りたい」と闘志を燃やした。


