16年夏季五輪開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会が2日、行われ、3回目の投票でリオデジャネイロが開催都市に決まった。
「南米初の五輪開催」を掲げたリオデジャネイロが招致レースを大逆転で制した。最終プレゼン終了後の記者会見で、ブラジルのシルバ・スポーツ相は「選ばれない理由が見当たらない」と自信満々。招致委のオソリオ事務総長も「我々のメッセージは伝わったという気持ちだ」と満足感を漂わせていた通りの結果となった。
IOCが昨年6月に7都市を4都市に絞った第1次選考で、得点化した客観的評価は、落選したドーハ(カタール)に劣る5番手だった。救済で通過したともいわれた。しかし9月2日、IOCが公表した4都市の評価報告書で「非常に高い質」と、ほかの3都市を上回る高評価を受けたことも招致レース終盤の追い風となった。
IOC委員のヌズマン招致委員会会長がリオの「顔」として幅広い人脈を生かした。ルラ大統領や「サッカーの王様」ペレ氏らと南米特有の陽気さを武器に、心情に訴えたロビー活動で逆転劇を呼び込んだ。



