<ビーチバレー:アジア大会代表選考会兼国内ツアー東京オープン>◇最終日◇3日◇お台場海浜公園

 浅尾美和(24=エスワン)が初の日本代表入りに、がけっぷちで残った。草野歩(24)とのペアで、準決勝で惜敗したが3位決定戦を快勝。11月のアジア大会(中国)代表は、原則、今大会の上位2チームだが、瀬戸山正二ビーチ強化委員長は「試合内容や将来性などで選びたい」。準決勝に進んだチームなら選出される可能性を示唆した。

 元相棒の西堀と対戦した準決勝は大接戦となった。最終セットは一進一退。最後は13オールから2点を連取され浅尾組は力尽きた。それでも浅尾は「わたしの方がブロックはいいかな」と、西堀に対抗心がメラメラ。「こんな悔しい思いは(2度と)したくない」と、その思いを3位決定戦にぶつけた。

 ペアが代わっても、09年までと同じ定位置の3位だ。しかし、今大会だけは3位の意味が違う。決勝は敗者復活戦から勝ち上がってきたチーム同士の対戦。全勝のチームがなくなり、1敗しかしていない浅尾組にも、「圧倒的な力を持ったチームがいない」(瀬戸山強化委員長)と、3位でも代表入りの可能性が残された。

 準優勝の駒田、本間組には、初日(1日)の初戦でストレート勝ちをしている。結果は3位でも、直接対決では負けていない。それでも、優勝できなかった浅尾は「ペアが代わって最初の大会。どうしても優勝したかった」とくちびるをかんだ。優勝の浦田聖、西堀組は代表当確。残り1枠を準決勝に残った3チームで争うことになる。ロンドン五輪へのステップとなる今季の代表入りは、10日のビーチ強化委員会で決まる。【吉松忠弘】