<ラグビー:全国大学選手権>◇23日◇東京・秩父宮ラグビー場ほか◇8試合◇2次リーグ

 明大は36-45で東海大に敗れて、準決勝進出を逃した。前半を12-24で終え、後半6分に24-24と追いつくいい流れも、防御のスキを突かれて勝ち越しを許した。吉田義人監督(43)就任4年目で、2日の早明戦では劇的逆転勝利、14年ぶりの対抗戦優勝も、16年ぶりの日本一奪回はならずにシーズンを終えた。各組1位による4強は東海大、帝京大、早大、筑波大となり、準決勝(来年1月2日、国立)の組み合わせ抽選は今日24日に行われる。

 96年度以来の大学日本一という明大の夢は散った。吉田監督は最後の円陣で、「また国立の舞台に連れていってあげたかった。それができずに申し訳ない」と言い、それを聞いて涙する選手もいた。後半序盤には24-24の同点も、その後3トライを奪われた。いずれも起点はスクラムで、球を回され、防御の甘さが絡んだ。FW8人全員100キロ以上という東海大対策として、相撲部との合同練習を試みたが、結果には結びつかなかった。

 「負けるとは思っていなかったから」と、今後の予定も決めていなかった。吉田監督にとっては節目の4年目。対抗戦優勝は果たしたが、去就については「僕の意志ではなく、大学側の話を聞いて、それに返答します」と、判断は大学に一任する構えだ。同時に、今季のチームに手応えがあっただけに「何が足りなかったのか、来年の強化につなげたい」と、指導を継続したい心情ものぞかせた。