男子テニスで、日本のエース錦織圭(23=日清食品)が、来季のトップ10入りに向けて大物コーチを加えた。89年全仏で4大大会最年少優勝を飾ったマイケル・チャン氏(41)で、錦織が11日にフェイスブックで明らかにした。錦織のマネジメントを担当するIMGによると、技術よりも「メンタルアドバイザー」的な役割だという。8月の全米で初戦負けを喫し、錦織は「何か変化が欲しい」と要望。数人の候補の中から、両親が台湾出身で東洋系、身長も175センチと大きくないことから、共通項が多いとして、チャン氏に白羽の矢を立てた。来年1月のオーストラリアからスタートし、まずは3月までともに戦う。これまでのボッティーニ・コーチは変わらない。