昨季5位の関大が、3連覇を目指す天理大に力の差を見せつけられた。

前半3分、天理大にトライを奪われるものの、同6分にCTB津田剛希(3年)が、すぐさまトライを挙げて同点に追いついた。しかしここから王者天理大が実力を発揮。強力な攻撃陣を止められず、計18トライを奪われる大量失点で完敗した。

主将のフッカー西勇樹(4年)は「うちは守備から流れを作るスタイルだが、それをさせてもらえなかった」と唇をかんだ。しかし敗戦の中にも「通用する部分もあった」と前を向いた。桑原久佳監督(49)も「用意はしてきた。サインもいろいろ出したが…」と話した。「次に向けて、勝利に向けてやっていきます」と気持ちを切り替えた。次節は10月14日、昨季2位京産大と対戦する。