日本相撲協会の理事選挙をめぐり、二所ノ関一門を離脱した元横綱の貴乃花親方(37)を支持する間垣親方(元横綱2代目若乃花)ら6人の親方が、同一門を離れることになった。19日に東京都内のホテルで開かれた一門会の会合で決まった。

 角界の一門は相撲部屋を系統別に分けたグループで、理事は各一門の利益代表としての性格が強い。一門内で立候補者を調整する慣例に反し、貴乃花親方は一門とは別のグループの代表として立候補する異例の形になった。理事選挙は2月1日に行われる。

 間垣親方のほかに一門を離れるのは、阿武松親方(元関脇益荒雄)、大嶽親方(元関脇貴闘力)、二子山親方(元十両大竜)、貴乃花部屋所属の音羽山親方(元大関貴ノ浪)、常盤山親方(元小結隆三杉)。