大相撲の賭博問題で、日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)が師匠を務める武蔵川部屋の元大関で幕内の雅山(32、茨城県出身)が賭博行為を認める上申書を相撲協会に提出していたことが18日、相撲協会関係者の話で分かった。野球賭博ではないとみられるが、武蔵川理事長の弟子の賭博関与で、相撲協会トップとしての責任問題に発展する可能性もある。

 複数の関係者によれば、関与したのはマージャン、花札などの賭博。

 元大関の雅山は、この日上申書の提出が明らかになった幕内の豊ノ島、豪栄道、豊響のほか、大関琴光喜と同じグループに属していたものとみられる。