日本相撲協会は30日、大相撲秋場所(9月12日初日・両国国技館)の番付を発表し、野球賭博関与で7月の名古屋場所を謹慎した力士が大きく降下した影響で、幕内や十両の顔触れが大幅に変わるなど、賭博問題の余波を受けた異例ずくめの番付となった。

 謹慎のため全休扱いで降格処分と同等となり、幕内から十両へ落ちたのは元大関の雅山(武蔵川部屋)、豪栄道と豊響の境川部屋勢、豊ノ島(時津風部屋)、若荒雄(阿武松部屋)、隠岐の海(八角部屋)の6人。十両から幕下に転落した4人を含む10人全員が日本人力士で、今場所は外国出身者が十両以上で24人、幕内に19人を占め、ともに史上最多となった。

 名古屋場所で勝ち越した力士は通常より番付が上昇。新入幕2人を含め幕内昇進力士は昭和以降最多の9人で、十両昇進も7人と多かった。