平幕で再出発となる期待の妙義龍が右足首に不安を抱えている。5日は同じ境川部屋の関脇豪栄道らと東京都足立区の玉ノ井部屋へ出稽古。関取衆らと16番をこなしたが「動きはあんなものです」と苦笑いした。

 右足首は約1週間前に痛めたそうで「日によって差があり、痛い時と痛くない時がある」と話した。先場所は6勝9敗で関脇から陥落し「けがはたいしたことない。新春ということで、新たな気持ちで上を目指す」と意気込む。母校の日体大が30年ぶりに箱根駅伝を制したことに刺激を受けているようだ。