大相撲名古屋場所で歴代単独3位となる通算26回目の優勝を飾った横綱白鵬(28=宮城野)が22日、名古屋市内のホテルで会見を行った。

 前夜の祝い酒が残っていたのか、終始ご機嫌。モンゴルの先輩、朝青龍の優勝回数(25回)を超えたことに「あの男を超えて良かったなと。これで文句言わないだろうなと。これで、しばらく威張っていたいな。ハハハ」と笑顔で話した。今後については「次の目標は遠いですね。しばらく一人旅というのかな。精進したい。尊敬する大鵬関の32回の優勝に近づく目標もありますし。夢でもありますし。本当の夢が確実に目の前にやってきたなと、そういう気がします」と、さらなる高みを見据えた。