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元ホストが力士!ネオン街出身高砂部屋

ホスト時代のスーツを着てポーズを取る山下智徳(撮影・柳田通斉)
ホスト時代のスーツを着てポーズを取る山下智徳(撮影・柳田通斉)

 大相撲史上初めて、元ホストの力士が誕生する。キャバクラのボーイ、ホストなどの職業を経て、3月から高砂部屋で修業中の山下智徳(20)が、5月1日の夏場所新弟子第2検査を受けることになった。体重65キロの細身だが、受検条件67キロ以上をクリアすべく、1食どんぶり3杯のご飯とちゃんこで増量中。元ホストで父親が落語家という変わり種は、部屋頭の横綱朝青龍(27)からも励まされ、相撲道にまい進する覚悟を決めた。

 ネオン街にいた軟派男が、退路を断って土俵に足を踏み入れた。黒まわしをつけた山下が言った。「後戻りしないために長かった髪を切り、携帯電話は実家に置いて昔の仲間と連絡を絶ちました」。

 高校中退後、飲食、運送業を経て、キャバクラのボーイとなり、ホストも経験した。ホストはアルバイト感覚で「時給1000円のヘルプ」だったが、今年2月までは大阪・ミナミで明け方まで働く生活だった。

 転機は2月末、父で落語家の桂楽珍(桂文珍の弟子)に連れられ、高砂部屋を訪問したことだった。「男と男が体一つでぶつかる姿を目の当たりにして、衝撃を受けました。もう1度、自分をここで鍛え直したいと思って入門をお願いしました」。同部屋の松田哲博マネジャー(元三段目一ノ矢)が、父の高校の先輩という縁もあり、山下は希望通り春場所前から、けいこを始めていた。

 だが、当時は体重58キロで第2次新弟子検査を受けようにも、受検資格体重の67キロには程遠かった。しかし、松田マネジャーからの「1食どんぶり飯3杯」をノルマと、部屋頭の朝青龍からの「牛乳をたくさん飲めば太るぞ。おれだって最初は細かったんだ」というアドバイスを守って瞬く間に7キロ増量。夏場所初土俵が現実味を帯びてきた。

 現在は1日300回のしこ、すり足、ダンベルを使った筋力トレーニングにも励んでいる。「夜に働いて朝に寝ていた自分が、朝早く起きてけいこする生活に変わっただけでも大きい。中学のサッカーとブレークダンスの経験しかないけど、早く兄弟子の誰かに勝てるようになりたいです」。

 時津風部屋新弟子死亡事件以来、相撲界の在り方が問われてきたが、今も昔もこの厳しい世界で自分を鍛え直し、夢を追う入門者は少なくない。日本相撲協会広報室によると「転職組はいますが、元ホストの力士は聞いたことがないですね」。朝青龍も相撲を始めた当初は体重75キロだった。20歳の山下の前にも、道は開けている。【柳田通斉】

 [2008年4月9日8時30分 紙面から]


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