武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)が、横綱朝青龍のわがままに寛容になった?

 1日、福岡市の住吉神社で約44年ぶりの横綱土俵入りが行われたが、朝青龍は、左ひじ痛の治療のためモンゴルから再来日しておらずに不参加。当初、師匠の高砂親方(元大関朝潮)を通して「必ず参加するように」と伝えていた武蔵川理事長はこの日「師匠と2人で決めたことだから仕方ない。治療をしているんだし、帰って来いとは言えないだろう」と話した。

 秋場所前に就任以来、同理事長は「全力士に厳しくする」という方針を掲げ、同場所を途中休場した朝青龍にも「モンゴル帰国は最悪の選択肢」という姿勢だった。それでも朝青龍は帰国し、再来日を3度延期。番付発表後も福岡入りしていないことに憤る協会幹部もいる中、協会トップは意外にも理解を示した。

 約3000人の観客中にも「しっかり治療して進退をかける初場所で頑張ってほしい」(30代女性)など擁護の声は多かった。朝青龍は5日に再来日予定で、九州場所(9日初日、福岡国際センター)の休場は決定的になっている。