元関脇玉春日(37)の引退・年寄楯山襲名披露大相撲が30日、両国国技館で行われた。断髪式では同じ中大出身の格闘家・桜庭和志(39)ら312人がはさみを入れ、師匠の片男波親方(59=元関脇玉ノ富士)の止めばさみで15年間の力士生活に別れを告げた。まげのない顔を見た楯山親方は「こっちの方が男前かな」と笑った。裕起子夫人には「切ったら織田裕二みたいになる」と宣言していたという。既に片男波部屋で後進の指導に当たっているが「強い力士を育てるのはもちろんですが、結果が出せなかった力士も相撲に入ってよかったと思われる指導をしたい」と話した。