大相撲九州場所(11月15日初日・福岡国際センター)の番付編成会議が9月30日、東京・両国国技館で行われ、東幕下10枚目で秋場所を7戦全勝優勝した臥牙丸(22=木瀬)が新十両に昇進した。臥牙丸はグルジア出身で、同国からは黒海(28)栃ノ心(21)に続いて3人目の関取。師匠の木瀬親方(元前頭肥後ノ海)と同部屋で会見し「すっげ~、うれしかった」と喜んだ。

 06年10月1日に警官だった最愛の父ダトさん(享年45)を交通事故で亡くした。「一番つらかったけど頑張るしかないと思った」。悲しみを乗り越え、父の命日の前日に大きな夢をつかんだ。木瀬親方も「もっと回転の速い突っ張りを覚えて、けいこ場での力を出せば幕内で勝ち越せる」と期待を寄せた。また東幕下筆頭で4勝3敗だった琴禮(ことゆたか=28)も、1場所で十両に復帰した。