来年1月の初場所後に実施される日本相撲協会の理事選挙へ向け、22日の二所ノ関一門会で立候補を表明した貴乃花親方(37=元横綱)は24日、立候補について「以前にお話しした通りです」と変わらぬ意思を示した。東京・中野区の貴乃花部屋での朝げいこ後に語った。一門会後、初めて公の場に姿を現し、スーツ姿で力士を厳しく指導。理事選に向けての勝算、理事就任後の理想などに対し「とにかくそういう話は今はできません」とし、「私にとって重要なのは弟子を育てること。その軸だけは絶対にぶれない」と心境を語った。