元横綱大鵬の納谷幸喜氏(69=日刊スポーツ評論家)が25日から、国産間伐材を利用した「大鵬グッズ」をネット販売する。売上の1%が環境保護団体グリーンスタイルを通じて「水と緑の惑星保全機構」に寄付される。

 納谷氏は日本赤十字に血液運搬車を寄贈してきたが、70台となった9月に区切りとし、今度は「美しい森づくり推進運動」のフォレスト・サポーターになったのが縁で、地球環境保護に取り組むことにした。角界入門前に故郷の北海道・弟子屈の営林署で働いた経験があり「草を刈ったりしたことで、足腰や手首の強さができた」と森への愛着は人一倍。「子供たちにも自然に触れてほしい」と積み木も商品に用意し、森の大切さを訴えていく。