横綱朝青龍(29=高砂)が、初場所(10日初日、両国国技館)を前に突然、「ぼやき」を連発した。7日時津風部屋に出げいこ。23番をこなしたが、最多の19番を取った小結鶴竜に5敗するなど、場所を控えて不安を残した。
「これで(場所前のけいこは)だいたい終わり」という横綱は、鶴竜に一気に寄り切られるなど負けた内容が悪かっただけに、言葉は弱気なものばかり。「ちょっとバランスが取れていない」とあらためて話し、仕上がりには「うまくできていないね」とぼやいた。ずっと痛みを抱える左ひじを気にし「3日前からね。立ち合いから(まわしの)いいところを取れない」と、顔をしかめた。
ぶつかりげいこで出足の鈍い玉鷲に怒声を浴びせ、右太ももにローキックを1発見舞って気合を入れるなど「らしさ」は発揮。明るい表情で報道陣に軽口をたたく場面もあった。本当に調子を落としたのか、得意の「死んだふり」なのか。気になる「ぼやき」だ。


