鳩山内閣の平野博文官房長官は30日、春場所で幕内在位100場所となった大関魁皇(37=友綱)に内閣総理大臣顕彰を贈ると発表した。同長官は「数々の苦難を乗り越えて偉業を成し遂げ、スポーツ界振興に貢献した」と説明した。同顕彰は68年に始まって団体を含めて21人目だが、角界では初となる。
魁皇は大阪市内の宿舎で友綱親方(元関脇魁輝)から知らせを受けた。「驚いたが、長くやっているといいこともある」と笑みを見せた。初場所の千代の富士を抜く幕内勝利よりもこだわっていた目標を達成しての表彰。88年に初土俵を踏み、大関初優勝などゲンのいい大阪だけに「またいい記念の思い出ができた」。
「次は1000。身近な目標をつくり、気持ちを切らさないよう、もう少し頑張る」。次の目標は、あと9勝となった通算1000勝。5月の夏場所で達成なるか。

