名古屋場所で暴力団関係者が観戦した問題に関与したとして、部屋が閉鎖となる木瀬親方(40=元幕内肥後ノ海)が5月31日、北の湖親方(57=元横綱)とともに東京・両国国技館の日本相撲協会を訪れ、「預かり願い届」を提出、北の湖部屋の部屋付き親方となることが、同協会の全理事に報告され、決定した。木瀬部屋の27力士と、行司、呼び出し、床山の各1人ずつの全30人が北の湖部屋に移籍する。

 木瀬親方は「(北の湖部屋への移籍先を)『嫌だ』という力士は1人もいなかった。私も一から勉強したい」と神妙に話した。角界最大46人の力士を抱えることになった北の湖親方は「けいこ量が増え、切磋琢磨(せっさたくま)できる」。北の湖部屋への移籍は同29日に内定していた。書類を受け取った武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「全員同じところに行けるし、よかった」と話した。この日、北の湖部屋では力士の受け入れ準備として大がかりな荷物整理を開始。2、3日中には引っ越しを完了させ、けいこを再開する予定。