大相撲の関脇豊ノ島(28=時津風)が24日、高知県庁で「高知県観光特使」を任命された。高知県の観光をPRし、観光客の増加を期待されるもので、名刺200枚が贈呈された。県外の人に配るもので、名刺を持参すれば高知城、坂本龍馬記念館など、県内22カ所の施設を無料で入場できる「お宝名刺」だ。

 同県宿毛市出身の豊ノ島は「出会った人に、なるべく早く配って、名刺をおかわりしようと思います。高知の人は温かいし、食べ物もおいしい。まずは、高知に来てもらえれば、満足してもらえる」と意気込んだ。高知県のおもてなし課は「関取は郷土愛も強く、県外での発信力に期待しています」と話している。