本州では異様な強さの阪神で盛り上がっているが、沖縄も野球が熱い。
今夏の甲子園は沖縄尚学が優勝し、沖縄では大盛り上がり。沖縄尚学が甲子園で試合をしている時間帯は沖縄の道路に車どころか人影すらない状況だった。現在、沖縄で開催しているU18W杯を観戦に来た地元ファンも「仕事なんてどうでもいい。みんなでテレビを見てました」と笑いながらフィーバーぶりを振り返ってくれた。
そんな熱は沖縄ではまだまだ続いている。U18W杯にも日本戦を中心に地元ファンでにぎわいをみせている。日本代表ユニホームを中心に、メジャーや日本のプロ野球のユニホームなどを着用して応援。その中でも目につくのが「沖縄尚学」と書かれたTシャツだ。老若男女が「沖縄尚学Tシャツ」で観戦。Tシャツ着用のファンに聞くと、「第107回全国高校野球選手権大会記念Tシャツ」で、応援の寄付に対する返礼品でゲットしたという。「沖縄の人はみんな持ってます。今年は特に大人気ですよ!」と教えてくれた。
6日の韓国戦は地元の末吉良丞投手(2年=沖縄尚学)が先発。開幕戦が行われた5日を上回り、1日で5067人が訪れた。その中には沖縄尚学の在校生の姿もあった。野球部ではないが、「甲子園は4試合見に行きました!」と話し、沖縄尚学Tシャツとタオルを掲げて応援した。
やはり地元選手は大人気。スタメン発表で末吉の名前がコールされると、大きな拍手が注がれた。試合中も指笛や拍手で後押し。末吉も「やっぱり、これほど応援される機会はなかなかない。感謝の気持ちを持って、全力プレーをモットーにしながら、マウンドでボールを投げてました」と力投で勝利に導いた。
ちなみに、今年は那覇では5月中旬から最高気温30度以上の「真夏日」を記録。9月でも連日真夏日が当たり前のように続いているが、35度以上の「猛暑日」は1日もなし。沖縄尚学が日本一になったことによる野球熱はかなり高いが、気温は意外にも本州ほどは上がっていないことには驚いた。【林亮佑】




