取手松陽は、チャンスの場面で点に結びつけることができず、2回戦負けとなった。

 最速146キロ右腕のエース古田島成龍投手は(3年)は、5月末から右肩に原因不明の痛みがあり、一塁手として出場した。

 宮本正和監督(60)は「大黒柱がいないのは、やはり苦しかった」と語った。定年のため最後となった夏を終えた同監督は「指導者も次の世代につないでゆく。つなぐのは野球と同じですね」と笑って球場を後にした。