98年以来の甲子園を目指す滝川西と7年ぶりの優勝を狙う旭川実の1回戦は、雷雨のためノーゲームとなった。

 3-3の6回表終了時点で、落雷の危険があるために一時中断。その後、降雨が強まり、そのままノーゲームで再試合が決まった。2回に放った公式戦2本目の本塁打が幻となった旭川実の8番打者、山口慶悟右翼手(3年)は「落ち込むことなく、今日のことは忘れて明日(17日)は低く速い打球を意識したい」と気持ちを切り替えていた。

 両校の再試合は17日の第2試合(午前11時30分開始予定)に行われ、同日は第1試合(9時開始予定)で中標津-釧路北陽、第3試合(午後2時開始予定)で旭川永嶺-旭川龍谷が1回戦を戦う。今後、順調に日程を消化すれば、準決勝が21日、決勝が22日に行われる。