滝川西が2日がかりの大熱戦を制した。

 0-0で迎えた延長11回に1点の先制を許したが、その裏、1死から1四球を挟む4連打で劇的な逆転サヨナラ勝ち。同点となった後の1死満塁から代打で、公式戦初安打が殊勲のサヨナラ打となった背番号16の渡部葵外野手(3年)は「みんながつないでくれた場面で、いい形で終われて良かった」と振り返った。小野寺大樹監督(41)は「子どもたちの力は計り知れない。良くやってくれたとしか言葉が出てきません」と感激の様子だった。

 前日16日には、3-3の6回表終了時で雷雨のためノーゲームとなり、再試合となっていた。