日大三が日大鶴ケ丘との「日大対決」を4番大塚晃平外野手(3年)のサヨナラ2ランで制し、5年ぶり17度目の優勝を決めた。

 小倉全由監督が優勝インタビューで男泣きした。「よく打ってくれたですね」と話すとタオルで顔をぬぐった。

 「この歳になって恥ずかしいんですが、1回戦で自分のミスでペースを狂わせてしまって。選手がよく踏ん張ってくれました」。

 そして「選手には100回大会を味わってきてほしい。思い切りやらせたい」と感激の表情だった。