海星(長崎)が、13年連続16度目出場の聖光学院(福島)を下し、17年ぶりの夏の甲子園白星を挙げた。

聖光学院は3回、先頭清水正義主将(3年)が左翼線へ二塁打を放ったかに思われたが、アピールプレーで一塁踏み忘れとされ、レフトゴロになった。海星は4回2死から高谷艦太外野手(3年)が中越え二塁打で出塁すると、坂本芽玖理内野手(3年)の左前適時打で先制。6回1死から、2番大串祐貴内野手(3年)が、聖光学院の先発左腕須藤翔投手(3年)の直球をとらえ右越えに大会17号本塁打。9回には犠飛で1点を加えた。

聖光学院は7回裏無死、荒巻樹内野手(3年)の左中間本塁打で反撃。9回裏にも荒牧が2本目の本塁打を中堅左へ打ち込んだが一歩及ばなかった。