今秋のドラフト候補、明石商の151キロ右腕・中森俊介投手(2年)、高校通算29本塁打の来田涼斗外野手(2年)が3日、今年初練習に参加した。

午前8時30分から練習開始。この日はランニング、坂道ダッシュなど約3時間の練習を行った。来田は「みんな集まった時に返事の声が出ていたので初日としてはよかった」と70人をまとめる主将の顔を見せた。

中森は改めて「160キロを出したい」と話し、球が指にかかるように握力強化を続けている。正月休みには地元兵庫・丹波篠山市内のミニマラソン大会に出場し1着となった。「50人くらいの小さな大会ですけど。昨年の正月は風邪をひいていたので、今年はいい感じですね」と、笑顔で話した。

2人は「5季連続甲子園出場」を目標に掲げる。現在3季連続で出場中で、今春のセンバツの出場も有力候補に挙がっている。来田は「日本一」を誓い、中森も「今までの3回はあまり貢献していないので」とエースとしてフル回転を誓った。4日からは紅白戦を開始するなどチームも本格的に動き始める。