昨夏4強の樹徳が伝統校同士の一戦を制した。

2回2死三塁から、1番の大関空我外野手(3年)の左前適時打で先制。続く石井義喜外野手(3年)が内角低めの直球を右翼スタンドに運ぶ2ランを放ち、この回3点を先取した。3回にも打者一巡の猛攻で3点を追加するなど、得点を重ね、7回コールドで勝利した。

樹徳、桐生は群馬県桐生市内にあり、ともに夏の甲子園に出場経験のある伝統校。“桐生ダービー”を制した井達誠監督(45)は「楽しんで野球をやろうと言っていた。選手ものびのび楽しくできたんじゃないか」と手応えを口にした。