桐生第一の最速144キロ右腕・蓼原慎仁投手(3年)が5回を被安打1の無失点と好投し、勝利に貢献した。初回からエンジン全開で、140キロ超えを連発。自己最速タイの144キロもマークした。「勝ててホッとしている。初回はよかった。甲子園で試合させてもらえる以上、優勝しなければいけない」と昨秋王者で甲子園交流試合に出場する高校としての責任感を示した。

プロ5球団が視察に訪れた。ソフトバンク福元淳史スカウトは「ストレートをちゃんとコントロールできていた。上出来だと思う。素材としては申し分ない」とポテンシャルの高さを評価した。