仙台育英(宮城)は13日、15日の甲子園交流試合に向け、記念Tシャツを着て士気を高めた。

須江航監督(37)が「希望の夏。将来の懸け橋にしてほしい」とデザインしたレインボーカラー。対戦する倉敷商(岡山)の校名も袖に入り、背中には「野球を愛し信じている 野球は私の人生を豊かにしてくれる」のメッセージ。

同監督の同級生や中日郡司らOBプロ野球選手などの支援もあり、入江大樹内野手(3年)は「引退まであと1試合。応援してくれている人への恩返しは勝利。甲子園では逆方向への長打で走者をかえすバッティングをしたい」。昨夏の甲子園では打点も本塁打もなかっただけに4番の責任を背負う。3年生は休養日、笹倉世凪投手兼内野手や木村航大捕手ら主力2年生は練習試合に出場して調整した。