盛岡大付は初回、新井流星内野手（3年）の2ランで先制。9回に4点を挙げた花巻南の猛追を振り切り6ー4で勝ち決勝進出。昨年の春の覇者・花巻東と秋の覇者・盛岡大付が夏の岩手県大会第1シードをかけ、今日激突する。

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盛岡大付6番新井が1回2死で迎えた第1打席、初球の外角高め直球を左翼芝生席に突き刺した。「当たったときには、行ったと思いました」と感触を振り返った新井は「1、2回戦とチームに貢献できなかったので、とりあえずここで1点、ヒットを狙いにいった結果がホームランになったと思います」とチームに貢献できたことを喜んだ。その後の打席は凡退に終わったが高校通算32本目、今季2本目の本塁打で得た2点差がチームを決勝へと導いた。関口清治監督は「先制できて幸先は良かったが、チャンスもありながら追加点を挙げられなかったのが最終回にもつれた原因だと思います」と振り返り「1回のチャンスをしっかりものにできるように、打ち損じのないように打者は集中しなければならない」と決定力を課題に決勝へ臨む。