阪神矢野監督の母校、桜宮が「挑・超・頂」で初戦を制した。ナインは序盤から攻め立てた。初回に先制し、2回には打者9人の猛攻で一挙4点を奪った。投げては阪神ファンのエース谷口大(3年)が2回に3者連続三振を奪うなど6回無失点。9回にも再度マウンドに上がり、反撃ムードを断ち切った。
スタンドからは矢野阪神のスローガンにある「挑む」「超える」「頂へ」が書かれた黄色のプラカードが目立った。昨夏に3年生だったマネジャーが作った「ピンチはチャンス」「打て」などのプラカードに加え首位を走る阪神の勢いにあやかる。今夏に向けて企画した太田豊公部長(55)は「うちは3イニングずつでゲームプランを作っているので、それにも合っている。甲子園にも行けたらいいなという思いで。(矢野監督も)母校が勝てば喜んでくれるかな」と話す。
春の大阪府予選では4強進出を果たし、今大会から導入されたシード権を獲得。辻野昂太主将(3年)は「阪神も今首位を走っているので自分たちも1位を目指して、1戦1戦夏の大会を勝ち上がっていきたい」と力強く語った。目の前の相手に挑み、春の自分たちを超え、初となる夏の頂へ向かう。【岡崎空日南太】

