近大付(大阪)の「三度目の正直」はかなわなかった。大阪桐蔭には昨秋3回戦で0-10、今春の決勝で0-16と大敗。3戦目の初回に初めて1点を奪ったが、その後は得点圏に走者を進められたのは2回と5回だけ。リベンジは出来なかった。藤本博国監督(51)は3年生に向けて「野球をできる喜びをという共通意識をもって、主将を中心によくまとまってくれた。コロナを言い訳にせず、よくここまで頑張ってくれた」とねぎらった。