昨秋関東大会4強の浦和学院(埼玉)が6日、さいたま市内のグラウンドで始動した。

昨秋から就任した森大監督(31)の掲げる「自律」のテーマの元、年末年始のオフも選手は各自、地元で体を動かした。

3月のセンバツ出場が濃厚。指揮官は「全国制覇をしよう、と言い続けている」とチームの目標を掲げた。

今秋ドラフト候補で投手との二刀流、金田優太内野手(2年)は、雪が降る直前までキャッチボールなどで調整していた。関東大会後から体重は7キロ増の78キロ。「全国レベルの好投手を打ちたい。いい冬を迎えたので、レベルアップして春夏を迎えたい」と話した。

エースの左腕、宮城誇南投手(2年)は「センバツに出られるチャンスがあるので、春夏連覇、全国制覇が目標です」と力強く話した。オフはフィジカル強化に成功し、体の厚みも出てきた。「シーズンに入って、どのくらい投げられるのか楽しみ」と話した。