水戸商が守り抜く野球で、昨秋県4強の下妻一を破った。
3回、2死一、二塁で■名拳臣内野手(3年)の内野ゴロを遊撃手が二塁へ送球ミス。その間に、二塁走者が一気に本塁を陥れ先制点を奪った。投げては先発のエース平山颯士が9回を投げ、5安打7三振。完封で逃げ切った。平山は「ここまで投げられると思っていませんでした」と笑顔を見せた。古山健二監督は「走者を背負う苦しい中でも耐えながら投げてくれた。大きな成長。今日は平山に尽きます」とたたえた。
エースとして成長した。昨秋は好投しながらも、土壇場で弱気な性格から逃げの投球に。2回戦で竜ケ崎一に敗戦し、涙を流した。「もうこんなに悔しい思いはしたくない」と、冬は筋力不足を克服するためにウエートに力を入れた。約30分のシャドーピッチングは毎日欠かさず。厳しい練習と向き合った。球威が増し、ピンチにも自信のあるインコース真っすぐを力強く投げ込む成長ぶり。「相手に絶対に負けられない。自分が勝たせるんだ、という強い気持ちで投げられた。エースの自覚が出てきたと思います」。練習で自信をつけ、堂々とマウンドに立っている。
悔しさを糧に成長した。「目標は明秀学園日立を倒して関東大会に出場することです」と胸を張って言い切った。頼もしいエースとともに古豪復活へ。水戸商が好スタートを切った。
※■は卉の下に木

