昨年優勝校の智弁和歌山が開会式の先頭で入場行進した。優勝旗を持つ岡西佑弥主将(3年)は堂々と歩いた。「一番先頭で優勝旗を持ってうれしかったが、もう1度、優勝旗を和歌山に持って帰りたい」。

同校は春季近畿大会で、今春センバツ優勝校の大阪桐蔭を破って優勝していた。今大会の優勝候補。13日に予定される大会第8日に日大三島(静岡)と国学院栃木の勝者と初戦を迎えるが、夏連覇に意気盛んだ。

この日は主将だけの入場行進になった。「他の選手も歩きたかったと思う。気持ちを持って自分が代表としてしっかり歩こうという気持ちでした」。

今大会は19年以来、3年ぶりに一般客の入場を再開。入場行進の先頭で登場するとひときわ大きな拍手で出迎えられた。「去年と違った感覚で、すごくいい甲子園、と感じました」と振り返った。

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