九州学院(熊本)が国学院栃木を破り12年ぶり3度目の8強入りを決めた。九州勢の準々決勝進出は17年の明豊(大分)以来5年ぶり。熊本県勢は16年の秀岳館以来、6年ぶり。

1回、2死二塁からヤクルト村上宗隆の弟・4番慶太内野手(3年)の中前適時打で先制。これがV打。7回には2死二塁から2番馬場涼輔内野手(3年)の右前適時打で2点目を挙げた。8回には四球の村上を一塁に置き5番松下翔内野手(3年)が適時三塁打。続く後藤大和外野手(3年)も中前適時打を放ち大きな2点を奪った。

守っては2年生エースの直江新が好投。4安打で完封した。

2回戦で前年王者の智弁和歌山を倒した国学院栃木は、初のベスト8入りを逃した。