春季高校野球関東大会(日刊スポーツ新聞社後援)の出場校が出そろい、組み合わせが7日、決まった。

山梨大会の決勝が行われ、県立の甲府工が16-15で今春センバツ初優勝の山梨学院を延長タイブレークの末に破り優勝した。山梨1位として、初戦で関東大会初出場の明和県央(群馬2位)と横須賀スタジアムで大会第1日の20日、正午から対戦する。

準優勝の山梨学院は、横浜隼人(神奈川3位)と20日午前10時半から、サーティーフォー保土ケ谷球場で対戦する。

初戦の注目カードは、今春センバツ出場の専大松戸(千葉1位)-浦和学院(埼玉2位)戦。強豪同士の対戦は20日、サーティーフォー保土ケ谷球場で午後1時から開始予定。専大松戸のエース、最速151キロ右腕の平野大地投手(3年)と、浦和学院の強力打線の対決だ。

12年ぶり5度目の優勝を果たした慶応(神奈川1位)は、木更津総合(千葉2位)と初戦で対戦する。21日、サーティーフォー保土ケ谷球場で午前10時開始予定。慶応はプロ通算525本塁打を誇る清原和博氏(55)の次男、勝児内野手(2年)ら強打者が並ぶ。木更津総合は、2年生エースのサイドスロー、石沢順平投手に注目。

埼玉大会で初優勝した昌平は、文星芸大付(栃木2位)との初戦を21日、サーティーフォー保土ケ谷球場で迎える。昌平の背番号1を背負う渡辺俊輔投手(3年)は、栃木県出身。対する文星芸大付は、強力なバッテリーがチームの中心だ。

2年ぶり22度目の春季関東大会出場となる常総学院(茨城1位)は、関東第一(東京2位)との初戦を20日、横須賀スタジアムで迎える。

27日の準決勝2試合から横浜スタジアムで行われる。決勝は28日、横浜スタジアムで午前10時開始予定。