高校歴代最多の通算129本塁打を誇る佐々木麟太郎内野手(3年)が、背中に痛みがある影響で2試合連続で欠場した。準々決勝・盛岡誠桜戦は2回戦・水沢戦に続いてベンチスタート。試合前のノックでは定位置の一塁付近でグラブをつけ、チームメートの練習をサポートした。一進一退の攻防が続いた試合終盤にはヘルメットをかぶり、バットを握って代打に備えた。しかし、佐々木洋監督(47)の判断で出場せず。一方、チームは4-3でサヨナラ勝ちを収めた。

試合後、佐々木監督は「(佐々木麟)本人は準備をして『いけます』と言っていたが、状況的に私は出す段階ではないかなと判断した。筋肉の方の痛みなので、とにかくしっかり治して夏を考えていきたい」と話した。