花巻東が春5連覇に王手をかけた。盛岡四を7-3で下して決勝進出。東北大会(6月7~11日、岩手)出場を決めた。高校歴代最多本塁打を誇る佐々木麟太郎内野手(3年)は、背中の痛みで初戦の2回戦、準々決勝を欠場していたが、「3番一塁」で復帰。高校通算130号を含む3打数2安打4打点1四球で勝利に貢献した。

花巻東が鮮やかに先制パンチを決めた。1回無死一、二塁、佐々木麟が左前に運んで先制。なおも1死満塁で広内駿汰外野手(3年)が左前2点適時打を放った。3-0の2回1死一、二塁では、佐々木麟が今季公式戦1号となる特大3ランをバックスクリーンに突き刺した。1発を放った大砲は、6点リードの7回2死走者なしで申告敬遠される場面もあった。8回に3点を奪われたものの、その裏に1点をかえし、リードを守り抜いた。

28日の決勝では昨夏岩手王者の一関学院と対戦する。

【佐々木麟太郎の打席結果】

<1>左前適時打

<2>中越え3ラン

<3>見逃し三振

<4>申告敬遠

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