球場に低音ボイスが響いた。第105回全国高校野球選手権記念兵庫大会の2回戦2試合が14日、尼崎市のベイコム野球場で行われ、場内アナウンスを武庫荘総合放送部の平野壮馬さん(2年)と石原夢輝斗(ゆきと)さん(1年)が務めた。ベイコム野球場では高校野球のアナウンスを同校と市尼崎の放送部員が担当している。

武庫荘総合の放送部は6人で活動し、男子部員は2人だ。平野さんが第1試合の報徳学園-加古川西戦を、石原さんが第2試合の伊丹北-関西学院戦を担当した。石原さんはこの日がデビュー戦。中学までの野球経験を生かして選手の交代にも素早く対応した。先輩の平野さんは「飲み込みが早い」と驚いた。

平野さんは昨夏から務めているが、放送部でのアナウンスとは異なる難しさを感じている。「普段は決まった原稿を読む。でも野球では毎回メンバーも違って選手の交代もどんどん来る。冷静に対応できるようになりたい」と意気込む。

小3から軟式野球に励んできた石原さんは「報徳学園のホームランがすごかった。高校野球ではなかなかないので見られてうれしかった。選手の皆さん頑張ってください」と同世代の活躍に目を輝かせた。