エースがきっちり無失点に抑え、目標のベスト16へ前進した。

2回裏、神戸第一先発の橋本大成投手(3年)が右前打と四球で2死一、二塁のピンチを迎えた。それまで右翼手だった日浦颯斗投手(3年)は、橋本とポジションを交代してマウンドへ。中2日登板でも疲れを見せず、圧倒的なコントロールで7回1/3を無失点に封じ、チームを勝利へ導いた。「制球は荒れたけど、打ち取れたので悪くなかった」。この日の投球を冷静に分析した。

日浦は1年生の10月頃に股関節を手術し、完全復帰したのは2年の6月終わり。「試合に出られるようになったら良い結果を残す」と強い思いを持ち、地道にトレーニングを重ねた。昨秋までは捕手として背番号2をつけていたが、今春からエースナンバーを背負う。

川口武二郎監督(48)も「気持ちが強くて自信がある。安心して見られる」と太鼓判を押す右腕。「自分が点を取られなかったら負けることはない。兵庫県ナンバーワンの投手になりたい」。熱い思いを胸に、マウンドに向かう。

【高校野球 各地のスコア・日程】